私は、耕す。土を作る。地道にこつこつやるフツーの弁理士です。

事務所設立にあたって

知財情報だけに目を向けるのでなく、今そこにあるモノや社会事象に目を向ける。

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メッセージ

弊所サイトにお越しいただき、有り難うございます。

愛知県豊橋市にて弁理士事務所を立ち上げました。伴昌樹と申します。

まず、なぜたくさんの特許事務所がひしめく中、事務所を立ち上げようと思ったのかについて。それは、弁理士の社会への発信のスタンスを変えていきたいと思ったからです。

これまで、弁理士の社会への発信のスタンスは、こんな特許、こんな判例が既にあります、という紹介が多かったと思います。

弁理士は、一側面では「知財情報の価値」を見いだす「目利き」である以上、この「知財情報指向」のスタンスを否定することはできません。

しかし、私はそろそろ「モノ」が売れている社会背景や「社会の課題」に目を向ける時期が来たと思います。 どうしても、特許・商標といった自分たちの商品を物差しにして物事を見て発信してしまいがちな姿勢を改め、 ある特定の社会の課題に対してどうやって自分たちの商品を駆使して答えを出していくのか、という方向性を出していきたいのです。これには、お客様の問題意識を共有し、ニーズを的確に把握する、ということも含まれます。

このような理念のもとで、試行錯誤の連続とは思いますが、従来の弁理士業務だけでなく、より「モノ」や「社会の課題」に関心を持って商品提案や活動をしていこうと考えています。

また、以上のような長期的なヴィジョンを持ちつつも、個々のお客様の声には謙虚に耳を傾け、柔軟な思考をもってよりよい提案、助言ができるよう努力してまいる所存ですので、ご指導、ご鞭撻の程、よろしくお願い申し上げます。

２０１２年１２月２５日　事務所設立に際して

弁理士　伴昌樹

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